大祭は、上宮から下りたご神体を金立山ふもとの下宮に一泊させた後、御神輿に移し白装束の青年氏子25名にかつがれ、お辰と再会し、徐福が歩いたと伝えられている道程を忠実にたどって御輿が浮盃の金立神社下宮まで下ります。この間距離にして20km、同行する者総勢300人。ここで一泊し、寺井の搦から船を2層つなぎ、有明海に浮かぶ沖の島へ渡り、神事を行い、終了後、同じ道程で金立神社まで戻るという、三日間に亘る祭りです。 その他、旱魃時には、雨乞いのためのお下りがあります。近年では昭和14年(1939年)にありました。徐福がこの地を気に入り、お辰との恋もあり、もう秦へは帰りたくないと思っているところに、有明海に運ばれるので、秦へ帰されるのではないかと思い、妨害のために雨を降らせるのだといわれています。お下り行列は関係地域の協力で、多くの人員、出費を要しながら連綿と続いているのです。
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